日日是好日

思い立ったときにだけ更新。大阪→和歌山→高知→奈良在住。現在、医療系大学教員。 音楽にお酒,映画に読書,四季折々のおいしい食べものと楽しみを満喫することと,愉快で情熱的な仲間と語らうことが,バイタリティーの源です。

ウィルスと共生する社会

4月16日、7日に7都府県に発令されていた緊急事態宣言が全国に発令された(期間は7都府県と同じ5月6日まで)。 急転直下、朝令暮改というのに相応しい宣言の発令である。宣言自体は、今この状況を鑑みるともちろん世間は受け入れるであろうけど、どうしてもっ…

緊急事態宣言に想う

新型コロナウィルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令された。 当初、欧米のようにロックダウン(都市封鎖)や違反者の取り締まり・罰則などの不安・懸念や経済に与える影響を鑑みて慎重な姿勢を示していたが、感染経路不明者が増えていることなど…

COVID-19に想う

新型コロナウィルス(COVID-19)の一連の騒動が世間を席巻している。 この一件のことを書くと、ついつい語気が強くなってしまうが悪しからず。 各国で、感染と感染拡大を防止するための要請や措置がとられている。しかし、その効果のほどは毎日感染者数が増…

ご恩返しは後進に

昨日、社会人(医療人)1年生からお世話になった大先輩が亡くなられました。 その方は、この数年は一線を退いていたものの、後進の指導・助言に尽力し続け、同時に闘病もされていました。 一時は寝たきり状態でしたが、その後、理学療法に励まれ、歩行練習が…

首里城の火災に思う

首里城には一度行ってみたいと思っていながら、未だ叶っていませんでした。そもそも、沖縄に行ったことがない。沖縄の歴史を知るほどに「行かなければいけない」という思いが募っていたので、なかなか今回の首里城の火災は残念でした。 今日の朝刊には、スプ…

幼なじみのこと

私が22歳の春、社会人として勤めに出る直前の3月のことです。 ふと思い立って、幼少期を過ごした大阪のアパートを訪ねました。 私は小学校2年生の時に和歌山に引っ越していたので、 それ以来、訪れるのは初めてのことでした。 古い2階建てのアパートは当時の…

豊かな語彙が感性を磨く

豊かな語彙は 表現を豊かにする 気づきが増して 創造力が高まる それはまるで 色彩豊かな絵画のように 一方、 表現力や文章力が乏しい若者に 日本語が壊れていないかと 一抹の不安を覚えることがある うれしくても 美味しくても 失敗しても 驚いても 怒られ…

小さな人間 大きな心

空から 自分のうちを見下ろしてみる 自分の住む町を見下ろしてみる 自分の住む国を見下ろしてみる 自分の住む地球を見下ろしてみる なんて小さいんだろう、人間 こんな小さな人間が もっともっと小さなことで いさかいを起こしてる そんな小さなことで 精神…

空飛ぶ月

夜空を眺めて言う 「お月さまが飛んでる!」 夜空を眺めて思う 「ウサギさんはなにしてるかな…」 夜空を眺めて考える 「どうしてお月さまは黄色いの?」 おとなは忘れてしまった おとなは見ないことにした おとなにはどうでもよくなった おとなが失った目で …

ある朝のできごと

「今日は調子ええなぁ」 登園前の娘が私に言う 体調は崩していないのに、何のことだろう 「何の調子?」 「今日は優しいやん」 昨日の朝が頭をよぎった 時間を気にする私は 娘を急かしていたのだ そんなことよりも 機嫌を調子の良し悪しで表現する娘のセンス…

こどもの夢を叶えられる国

どんなに貧しくても こどもが夢を叶えられる国に テレビの中の国会議員がそう言った 大切なことかもしれない しかし、こうも思った その前に大切なことは 「こどもが夢をもてる国に」ではないだろうか 夢のないこどもは夢を叶えようがない みんな現実路線で…